2009年03月28日

沖縄・ベトナム~文化と平和の夕べ~平和村からのメッセージ

こんばんは。伊波です。昨日27日(金)沖縄尚学高校体育館にて、「沖縄・ベトナム~文化と平和の夕べ~平和村からのメッセージ」と題して、講演会が行われました。

雨にも関わらず、400名余りの来場者でした。OTVの本橋亜希子アナの司会進行により、沖縄尚学高校生徒によるダンス、会沢芽美さんによる「母へ」(作詞:クエン・ドクさん)の歌も披露されました。


沖縄・ベトナム~文化と平和の夕べ~平和村からのメッセージ


新聞等でも報道されましたが、クエン・ドクさんの体調不良により彼の来沖は残念ながら実現はしませんでした。ビデオレターをとおして、沖縄に是非行きたいという温かいメッセージが来場者の心を打ちました。

また、石川文洋氏によるスライドでの戦争の悲惨さ、ベトナムの現状等も報告されました。そして、ドクさんの主治医であるグエン・ティ・フォン・タンさんのお話もありました。

平和村という場所では医療の提供が受けられるが、それ以外の過疎地であったり、農村、末端に居る人々等も同じように医療が受けられる体制も課題と報告されました。そして、枯葉剤による奇形児が生まれ、障がいを持った子どもの誕生は、2世3世と今もなお続いています。枯葉剤の恐ろしさ「知らないことは怖い、知らされていないことはもっと怖い」と切実に訴える姿は、言葉では言い表せないものです。

ベトナム戦争時には、嘉手納基地からB52爆撃機等が飛び立ちました。沖縄もベトナム戦争の基地として、多くの爆弾を積んだ戦闘機がベトナムに向かったという事実にも触れていました。

私たちは、毎日を平和で豊かな生活を送るという意味においては、過去の歴史を学び、それをどのようにして、次世代へ継承していけばいいのか。勉強すべきことはたくさんあります。


沖縄・ベトナム~文化と平和の夕べ~平和村からのメッセージ

Posted by 伊波秀輝 at 21:26│Comments(1)
 
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